若手弁護士の情報法ブログ

某都市圏で開業している若手弁護士が日々の業務やニュースで感じたこと、業務において役に立つ書籍の紹介等を記していきます。情報法・パーソナルデータ関係の投稿が多いです。

【書籍紹介】「認容事例にみる後遺障害等級判断の境界‐自賠責保険の認定と裁判例‐」

 

認容事例にみる後遺障害等級判断の境界?自賠責保険の認定と裁判例?

認容事例にみる後遺障害等級判断の境界?自賠責保険の認定と裁判例?

 

 交通事故事件における後遺障害の認定は永遠のテーマです。

本書は、自賠責段階で非該当とされたが訴訟で後遺障害との認定を得たり、自賠責での等級よりも重い等級を訴訟で獲得した事例を、各部位ごとに紹介しています。

具体的にどのような点に留意していて立証を試みたか、どのような資料を証拠として提出したかといった訴訟実務において特に重要な事項をコンパクトに紹介してくれています。

 

後遺障害等級の認定自体が難しい事例など、判断が微妙なケースにおいては重宝するでしょう。